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ゆら - ぎ (2014-1)





ゆらゆらと見えてくる モアレ

それは見る人に視覚的なおもしろさを与える

そして、そのおもしろさは空間へと広がっていく -











W3003×D570×H420
シナ合板
オイル塗装










モアレは、はっきりと目の前に見えていた景色を少し曖昧にする。
そして、その空間に新しい景色を生み出す -



















川を流れる水 -

そよそよと風に揺られる草木 -

山頂へと続く山の尾根を歩くような -



目の前の景色はいつも変わらないようで、でも絶えず変化し続けている。















 

STRATUM - stool (2013-7)





いくつもの時代を重ね

時間をかけて作り出される地層 - 。

その上で我々は生き、過ごしている。

にも関わらず、どこか遠い存在に感じてしまう。

自然から生まれる積層と色の重なりの美しさを
もっと身近に感じて欲しい。




W500×D320×H480(MAX)


自然は様々な美しさを生み出す

私たちは日々それらに目を向けられているだろうか。




生きているうちにどれだけの
木の、自然の、
それら多くの美しさや優しさに気付けるだろうか。
































 

wind - cabinet (2012-7)




- 風 -


それは形の見えないもの。
だからこそ興味深い。

草木がザワザワと音をたてる
スカートがふわりとめくれる
カーテンが気持ちよさそうになびく

そんな瞬間に 風 は顔をのぞかせる




さわやかな風 やわらかな風 やさしい風

まるで私たちを包み込むような

それは私たちを優しくさせる



W1400×D450(MAX)×H690
セン突板 合板
ワックス塗装




風をモチーフにした収納

忙しい日々でつい忘れがちな自然の美しさや現象

ふと、それらに気付いたとき

私はハッとさせられる




















 

ガシャポン展(2012-6)



こちらは初めてのグループ展
「ガシャポン展」の作品です

木工とは全く関係のない作品ですが。

少々、画像が荒いですが。




テーマは「こんなガシャポンあったら面白いかも!?」でした。


私は 「ことわざガシャポン」 というものを制作。


活字離れ という言葉が出てきている現代。

自分も含め現代の若者中心が
昔からある言葉や表現をなかなか使わなくなっていたり
知らなかったり。

でも調べてみると ことわざや 四字熟語など
ものすごく面白い言葉が沢山あります。

そして、その言葉は実に的確で、その状況をそんなふうに表すのかと。
その面白さに気付き、さらに多くの人に知ってもらおうと思い
「ことわざガシャポン」が生まれたのです。




あ〜ん の文字から始まることわざを調べ、
そのことわざと意味とそれに対しての自らのツッコミを書いた蛇腹の紙と
その平仮名のメダルを制作。(メダルは樹脂で制作)






ガシャポンを通じてことわざを、知識を増やせたら
面白いのではないか という提案。






 

low table (2010-10)





実家で使われなくなった二段ベッドを解体し
その木材で作ったローテーブル。


何の木材かは不明

古いものを利用し、新しいものを生み出す

思い出つまった古材でつくられたものは
生まれ変わった姿でまたそこに存在し続ける


DSC_0081 のコピーのコピー.jpg
W900×D450×H490
オイル塗装




DSC_0081 のコピー2.jpg

初めての四方転びに挑戦

はじめは全く理解できず、どこがどういう角度で
こうなってこうなって.........?

を繰り返して、

頭の中でしっかり理解し、図面におこし、ようやく出来上がった。

これもシンプルな形だが、
日常において、控えめながら存在感を漂わせている。



 

kurumi - chair (2010-10)

シンプルな形の中に

作り手の温かさが最大限に詰まっている

そんな家具がつくりたくて

この椅子が出来ました。



IMG_1887.jpg
W490×D450×H720
クルミ
ワックス塗装





ゆるやかなアールとアールがつながった
シンプルな形と軽さを強調したデザイン

クルミのやわらかな印象

優しく穏やかな雰囲気


IMG_1879.jpg


ゆるやかなアールは 優しい印象を与える

それは見た目だけではなく 使い手にも優しい

持つときに 運ぶときに 

人の手に優しい家具









IMG_1906.jpg



 

PLATE - chair (2010-9)


木の素材感をそのまま、ありのまま。

板のままで構成することによって 縮みや反りも 板目の独特な表情も

すべてを 受け止める。




W490 × D450 × H720



板をそのまま組んだシンプルな構造

木目が椅子の顔となる

暑さを13mmにしてスッキリとした見た目に。






こちらは後ろ姿。 

ブックマッチという技法を用いて 独特な木目が特徴的な椅子に。




こちらは、木工専攻に入る前に個人的に通っていた工房での作品です。

初めての椅子づくり、とてもワクワクしながら作ったのを今でも覚えています。

自分の手で  自分の道具で。